必死なんです。 明日リハーサルで。

こんばんは、Artista YUIです♪ みなさん、台風が近づいていますが大丈夫ですか?地震の予感とともに、なんか具合よろしくないなぁ、と思ったら血圧が下がってました@@; そうか、血圧がさがるとこういうふうに ダルくなることがあるのかぁ!と初体験で具合悪いことを喜んでしまった不届きモノです。昨日はそんなわけでみなさんにおしゃべり出来ず、ちょっと寂しかったデス。

さて、今年も杉原敦子フラメンコ教室の生徒たちが一堂に会して発表会をするのです。わたしもそのひとりで、参加いたします。年齢もさまざま、習っているキャリアもさまざま。年に一度しかお会いしないかたもいるけれど、それもまた楽しみのひとつだったりします。

いくら生徒たちの、とはいえ、チケット代をいただいて観に来ていただくものです。それに、本番までにカンテさん、ギターさん、バンドさんに合わせていただく(音合わせみたいに 合わせるんじゃなくて、わたしのバイレは、バックさんに合わせていただくしか・・・・いつか音に合わせて音を奏でる踊りを目指してはいますけれども。。とほほ)
そのための、リハーサルが明日

なんと明日なのです~ どひゃぁぁぁーーーーーーーTT;

Aregrliasはこれにしようかな。。

歌でもそうなのですが、実際の発表会に立つとなるとわたしは非常に(異常に)緊張してしまいます。前の日からガタガタするくらい、直前にはもう身の置き所がない、というくらい。逃げ出したくなります。怖くて、怖くて。人に言うと信じてもらえませんが、本当なんです。

わたし、実際は本当に人見知りで、知らない人に合う、で緊張。しらない場所にゆく、で緊張。夏がきた、でキンチョー(それは、違う)。いえ、もう、考えただけでこういう、アホみたいなことをいうしかないくらい緊張するんです。

今みたいにして、直接ではなく、この画面を通してなら、見知らぬ方にも話しかけることができます♪だから、わたしはおしゃべりします♪ あ、余計なことでしたね。でも、そうして月日が経つうちに、少しずつ、わたしはお話することに慣れて、見てくださった方からコメントなどいただいてもビックリしないようにもなれて、そうして、少しずつ、少しずつ、合ったことがなくてもそうでないかのような仲間になれたらいいな、と思っています。

それは置いておいて、たぶん、舞台に立つ、となるとたいていの方が実力の80%も出せればいいほうじゃないでしょうか。ステージに立つことに慣れていない方は、50%も出せないかもしれません。
そこに、音楽がうまく聞き取れなかった、ドレスが思ったよりつかみにくかった、、、、もろもろ、いろんな要因がからんできて、発表会のような「舞台」では本当に力を出せないものですよね。

本番前の緊張の面持ち。楽屋にて

でも、たとえ30%しか力を出せないとしても、30%きちんと出せるようにするために、30%が5%になってしまわないように、不安要素は取り除いておく、それがこのリハーサルだと思っています。
ですから、本番まであと1カ月のリハーサルですが、そしてリハーサルはもう1度ありますが、「本番の衣装を身につけて臨む」は非常に大切なことなんです。
舞台でのリハではないので、照明さんに観てもらう必要はありませんが、やはり一緒に舞台に立つ人たちとの関係を良好にして発表会を無事終了までもってゆくには、その必要があります。

でも、、、、、よくわかっているんです。わかっているんですけれども、、、、、

衣装が間に合わない><

ごめんなさい><
Caracoles(かたつむり)の衣装はうすみどり、、とデザインしましたが、やっと布を裁断できた。。。けど、裏地がないTT 裏地買い忘れたぁ、どうしよう、どうしたらいいの?
えぇ、お仕事の手伝い?衣装ぬわなきゃいけないのに?ええと、ええと、ええと、、、、
と日にちが過ぎていってしまい、明日リハーサルだというのに、何もできておりません。ごめんなさいTT

こちらの
袖なしに仮決定


明日は、衣装が間に合うか間に合わないか、無理はせずでもなんとか雰囲気だけでもお伝えできるよう頑張ってみますね♪

Tangos(タンゴ)  5年目のflamenco

こんばんは、Artista YUIです。昨日に引き続き、突発的なお仕事の手伝いで夜中になってしまいました~>< おかげで、ダイエットもままなりませんw

さて、フラメンコを習っているお話しをつらつら書いていますが、やっとこ5年目です。
5年目の課題は、あの2年目に楽しみにしていたTangosタンゴです♪ やったーー!!
もう心の中で嬉しくて嬉しくてめっちゃハッピー♪ になったのが甘かった。。。><;

当時一緒のクラスで習っていた先輩のKさんが、先生に”振り付けを2年目でやるものより難しいのにチャレンジしたい”と申し出たそうで、、、えぇぇぇぇ@@;そんなぁ。。

タンゴ・・一応踊ってますw

でも、タンゴはアルゼンチンタンゴも、フラメンコのタンゴも大好きです♪
前にティエントはもとはタンゴなんですよ~と書きましたが、4拍子の仲間です。とても解りやすいです。
拍の強弱の位置などで、2拍子で数えたほうが便利なときもあります。タンゴは2拍子と言われる所以でしょうか。音楽的にはもともと2/4拍や4/8拍で書かれた曲が多かったのだから、フラメンコのカンテ(歌)のように古ーい歌は、きっと2拍子なんだろうなぁ、と思いながらも、スタカート効きすぎてどっこもレガートしないのも嫌だあ>< という個人の趣味的観点から、後年4拍子で書かれることになったことと、フラメンコの理論分類上4拍子という説も有力だそうなので(結局意見はわかれていて、正解はないようです)、わたしはそっちかなぁw

5年目のタンゴはわたしにとってはとても難しい振り付けで、踊るのには苦労しましたが、なにせリズムが大好きなタンゴですから、そこはもう、勢いで乗り越えられ・・たかな?w
この年はじめて習ったTangsですが、この後、何度か踊ることになるのです。それはまたつぎの機会にお話ししますね♪

わたしの好きな「タンゴ」と言えば、やはり  Caminito (カミニート。小道)(フラメンコじゃないけど)ですね~。そして、“Mama, yo quiero un novio”(ママ、恋人が欲しいの。)です。
Novioは男性の恋人、なんですね。
ところで、ペギー葉山さんの歌った ラ・ノビア(la Novia)は、チリの作曲家さんが作ったそうなんですが、御兄弟がアルゼンチンで活躍していて、そこで歌ったのがイタリアに渡り、そして日本を含む各国へと広がっていったそうです。このあたりの言語はよくわからないのですが、ノビオじゃなくてノビア ということは、女性の恋人のことなんでしょうね^^ 外国語勉強しなくちゃ><


Tangos(タンゴ)

こんばんは、Artista YUI です~

今日は、来月のフラメンコの踊りの発表会の衣装作りで夜中になってしまったので、書こうと思っていたフラメンコの5年目の課題については明日にしますね~ねーむーいー(笑)

日本シャンソンを歌っています♪

タンゴと言えばアルゼンチンタンゴが先に思い浮かぶわたしですが、初めて買ってもらったレコードが、黒猫のタンゴでした。

本歌は、イタリアのカンツォーネ(ポップス)です。びっくりしました?もとは日本の曲じゃないんです。 タイトルはVolevo un gatto nero”-黒い猫が欲しかった”www

お父さんが猫を連れてきてくれたけど、白い猫だった。僕は黒い猫が欲しかったんだ。なのにこの猫と来たら白いんだよ。僕はこんなの欲しくない!

というような(うろ覚えですみません、明日ちゃんと調べますね)現代なら、動物愛護協会に怒られちゃいそうですよね。

猫踏んじゃった も歌詞を聴くと可哀想(泣)だけど。。今日は少しお仕事で奮闘したからかな、疲れちゃったから、また明日お逢いしましょう♪ 

Tientos(ティエント) 4年目のflamenco

こんにちは Artista YUIです♪ 夜は虫の鳴く声が沢山聞こえてくるようになりました。聞くたびに秋が来たんだなぁ、と思います。

フラメンコのバイレ(踊り)を習い3年目の発表会で楽しみ過ぎてまったく「踊り」になっていなかったと反省したので、この年は慎重に丁寧に”習う”ということをしっかりと心に刻みながらレッスンを受けました。
課題曲はTientos(ティエント)でした。音楽ジャンルでいうTiento(ティエント)は古くからスペインにあった多様な主に鍵盤音楽の曲種で、このフラメンコのティエント(ス)とは違います。フラメンコのほうは、複数形ですね♪

ティエントの衣装。

ティエントの時はなんだか今より細いですね。。。下に書いた「イメージ」から選んだ衣装です。フラメンコのことをまだまだ知らなかったので「フラメンコで黒を着る」ことにとてもドキドキしました。やってはいけないのでは?ってwwww

クラシック音楽のティエントについてはわたし全く知りませんが、、、
フラメンコのTientos は、実はタンゴなんですよ♪

タンゴだと言ってしまうと語弊がありますね>< 
フラメンコは通常12拍子で歌われます。踊りのレッスンも日本なら はい、1,2,3、、、と数えるところ、フラメンコでは 12,1,2,3、、、、と数えるんですw 12拍なんです。
そんな中で、中南米のリズムを取り入れて人気だったと言われる Tango de Cadiz カディスのタンゴ。

タンゴと聞くと真っ先にアルゼンチンを思い浮かべる方が多いと思います。わたしもです。アルゼンチンタンゴが大好きで、ホントは日本人ではないだろうとまで言われた「藤沢嵐子」さんがわたしの心の師匠です♪ 話はそれますが、嵐子さんの歌う「ママ、恋人が欲しいの」の原詩に出てくるゴミーナとか他にもある言葉のなまり、その地方でしか使われない言葉などきっちり歌ってらっしゃるようで、現代のアルゼンチンの人でもわからない言葉があったりするようです。 とても興味深いです。
でも、南米のタンゴとは全くちがいますw

手元の辞書を引いてみると、 Tiento(男性名詞)には、“手触り””慎重さ”という意味があります。 また、腕の確かさや冴えという意味もあります。Tienta(女性名詞)には、a tientas(手探りで、あてずっぽうで)という意味があります。 
ティエントは「手探り」って意味なんだよと聞き、ゆっくり重厚なメロディとあいまって、苦しい状況、もがいている様子、、、と勝手に捉えてしまいました。
曲に乗せられた歌詞には、(当時な人気のあった歌詞をいくつかつなげて歌ったりしていたこともあったので)わたしには意味不明なものもあります。ですから、ティエントの歌詞はそんな苦しい哀しいものだけではないようです。

一応踊ってますw

ですけれども、この時のわたしは歌詞の意味を調べることもなく(カンテさんが選ぶ歌詞も不明でしたので)、重厚なメロディーとカンテさんの歌の雰囲気、そしてティエントには「手探り」という意味がるんだよと聞いただけで勝手に頭の中でイメージを膨らませて、踊ってしまったわけです><;
当時わたしが抱いたイメージは、もがき、苦しみ、逃れたいけれど逃れられない、手でなにかをつかもうとするけれど、そこには「何の手に触れるものもなく」「触れたと思ったら逃げて行ってしまい」「また求め探す」というイメージでしたww 

ま、、あたらずとも遠からずってところでしょうか。。。? まれに、こういうイメージだけで、本当の意味をわかってないのはダメだよ、というアーティストさんもいらっしゃいます。勿論それは重要なことです。でも楽しんでフラメンコを踊るなら、まずは自分の「わかろう」とする気持ちを大事にしたいですよね。
それが、、、、何年か経ったころには、めちゃくちゃこっぱずかしい思い出になろうとも♪ 失敗は成功の母ですもの。くじけない、くじけないw

今辞書だけ調べると、 辞書には「手探り」という意味は見つかりませんね。。。男性名詞には「(盲人の)杖」という意味も書いてありますから、この時イメージした人生を手探りでもがき苦しむだけでなく。。。
もしもまた踊る機会を得られたなら、きっと、こんなふうに踊りたいと思うのではと感じます。
それは、、、、

もう、二度と逢えない人への思いを断ち切れなず感傷的になっている自分を、また別の自分が憐れみそして幻滅し、自分を「なんて馬鹿なんだろう」とも思うし、恋が破れて「これでもう世界は終わりだ」とも思う。そんな先の見えない中で自分の感情がからみあう。。。でも最後には、それでも好きだったその誰かへの想いだけは「自分の中にあるひとつの真実」として確信できて、それが「支え」になってこの先(明るく)生きていけるわ! 的な。。。そんな風に踊れたらなぁ、と思います♪

そうそう、歌詞について疑問に思った人は鋭いと思います。フラメンコの歌は、いまでは大分変ったようですが、昔は「詩」をメロディに乗せて語るようなものでした。ですから、昔は人気の歌の詞などを1番めの歌、2番目の歌、というように語りましたので、日本の曲のように3番まである曲は1,2,3でドラマになっている、というような構成ではないものが多いのです。(最近は違うようです)

日本語の歌に例えるとどんな感じでしょうか。。。こんど考えてやってみようかしら;)

今回、文字ばかりでごめんなさい><近々、プロが撮ってくれた「一応踊っている」写真をアップしますね:D

Guajira(グアヒーラ)と Alegrias(アレグリアス) 3年目のflamenco

こんにちは Artista YUIです♪ さて、フラメンコの踊り(バイレ)のお話の続きです。
習い出して3年目のことです。
石の上にも3年とはよくいったもので、習い事は3年たつとなんとなく形になりつつあるものですが、この年、クラスでの課題はGuajira(グアヒーラ)でした。

アバニコというスペインの扇子を持って踊られることが多い曲ですが、この「小物」を使って踊ることに憧れていたので、もう嬉しくて嬉しくてしかたありませんでした。まして扇子大好きな私は夢中でした。
でも、そんなに甘くありませんでしたw だって、このアバニコ、綴じた時の長さが32cmも@@;あるんです。わたしの小指の先からひじまでの長さもあるんです~w
この巨大な扇子を一瞬で(しかも持っている片手だけで)パッと開いたり閉じたり、、、、がとても難しくて、とくに閉じるのはとっても難しかったです。

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さらにクラスのお友達がもう一人先輩と一緒に別の曲を踊るというので、厚かましくもご一緒させていただくことになりまして、この年は発表会で2曲踊ることになったんです。
そのもう1曲が、Alegrias(アレグリアス/ Alegría/喜びが語源)です。アレグリアスについては、振り付けは別ですが今年も踊るので、また別の機会にお話しするとして。

その年のアレグリアスの衣装。

今年もこれを着ようかしら、、、サイズが入らない><

グアヒーラは、キューバで流行っていた大衆音楽が、そのリズムとともにアンダルシアやカナリア諸島で取り入れられたと言われます。リズムが明快で明るい曲、甘い曲と思っている人も多いのかな?と思います。
けれど、この歌の背景には悲しい歴史もあることを忘れてはいけないと思います。以前カンテ(フラメンコの歌)を習ったときに教わったことなのですが、スペインがキューバを植民地にし現地の民族を使役に使うような中で、キューバはアメリカの援助もあり、苦しい中で独立します。キューバ独立戦争です。そして、キューバに移民していたスペイン人たちは一斉に母国に引き揚げます。
支配する側だったスペイン人の中にも、なんらかの理由で落ちぶれたのか、肉体労働に従事せざるを得なった人々がいました。引き揚げの際も、船には乗れても、船倉の中に押し込まれるような状態で帰ってきたそうです。この肉体労働従事者を揶揄して、男性をグアヒーロ、女性をグアヒーラと呼んだそうです。

有名なバイラオーラ(女性のフラメンコダンサー)の踊りで、あぁ、そうかと思うものを観たことがあります。グアヒーラがお金持ちの男性を誘惑するような感じ。優雅に見えてでもどこかボロが出る感じ。そんな感じで、いつかまたグアヒーラを踊れたらいいな、と思っています。

浮かれ過ぎてますw

発表会ではとにもかくにも楽しく踊れたのはいいのですが、楽しすぎてもう、大失敗だと自分では思っています。動きすぎて「踊り」になっていないんです>< まぁ、3年目じゃまだスタート地点が見えたかな?くらいですから、仕方ないですよね♪

でもこの年がひとつの分岐点になった気がします。
楽しく踊りすぎて、あとから動画を観て、あぁ、フラメンコになっていないな、と思ったことがきっかけになり、フラメンコらしさってなんだろう?って考えるようになったのです。