アレグリアスの衣装(2019発表会)

こんばんは、Artista YUIです。皆様は台風の被害にはあわれませんでしたでしょうか。東京はまだ停電しているところもあるようで、今朝タクシーの運転手さんが「それにしても、やっぱり東京は強いね。直撃してもこうだもんね」とおっしゃってらしたけれど、見えないところで沢山の被害が生まれていると思っています。

さて、今年のフラメンコの発表会、もうあと1カ月少しなんです。。。で踊る2曲のうち、1曲Areglias(アレグリアス、喜び)の衣装は、過去の発表会で着た衣装で仮決まりにしました。なんのことはなく、今持っている過去つかったものも使用していないものも、衣装がみーーーーぃんな 入らなくなったんですw ちぢんじゃったんですね~(違います。太ったんです)

たぶん、発表会などに着た衣装というのはみなさん思い入れもあったりして、着れなくともなつかしい・・・と衣装をみるだけで当時の様子が瞼に浮かぶ、、、、という方も多いのではないでしょうか。
わたしは まったくそういう思い出をもたない、もてないタイプなんです。 記憶の障害を持っている、とひとことでいってしまえばそれまでなのですが、そのあまりない病(やまい)のことは置いておいて、衣装です。
今年アレグリアスは仲間と二人で踊ります。オレンジ系がいいなと思っていたので、入る衣装あるかな、、とみたら、これでした。

これ、ですが

これはいつ、何の時に着たのだろうか?どうしても思い出せません。そういうときに役にたってくれるのが、アルバムです。わたしの場合、かかせません><; 調べてみると、これはソレア・ポル・ブレリアの時に着た衣装でした。4年前です。このときかなり太ったんですね)<;今、体が入るということは。

いま現在、もう1曲のCaracoles(カラコレス、かたつむり)の衣装の裁断がおわったところです。なんだかあたまがこんがらがってしまって、まだフリル分の生地は裁断していないのですが、今週末あたりからぼちぼち作り始められると思います。明日からしばらくは、過去のフラメンコを横へ置きながら、「手づくり衣装」について書きますね♪

台風の被害に合われた方がいちにちも早く元気を取り戻されますようお祈りいたします。


必死なんです。 明日リハーサルで。

こんばんは、Artista YUIです♪ みなさん、台風が近づいていますが大丈夫ですか?地震の予感とともに、なんか具合よろしくないなぁ、と思ったら血圧が下がってました@@; そうか、血圧がさがるとこういうふうに ダルくなることがあるのかぁ!と初体験で具合悪いことを喜んでしまった不届きモノです。昨日はそんなわけでみなさんにおしゃべり出来ず、ちょっと寂しかったデス。

さて、今年も杉原敦子フラメンコ教室の生徒たちが一堂に会して発表会をするのです。わたしもそのひとりで、参加いたします。年齢もさまざま、習っているキャリアもさまざま。年に一度しかお会いしないかたもいるけれど、それもまた楽しみのひとつだったりします。

いくら生徒たちの、とはいえ、チケット代をいただいて観に来ていただくものです。それに、本番までにカンテさん、ギターさん、バンドさんに合わせていただく(音合わせみたいに 合わせるんじゃなくて、わたしのバイレは、バックさんに合わせていただくしか・・・・いつか音に合わせて音を奏でる踊りを目指してはいますけれども。。とほほ)
そのための、リハーサルが明日

なんと明日なのです~ どひゃぁぁぁーーーーーーーTT;

Aregrliasはこれにしようかな。。

歌でもそうなのですが、実際の発表会に立つとなるとわたしは非常に(異常に)緊張してしまいます。前の日からガタガタするくらい、直前にはもう身の置き所がない、というくらい。逃げ出したくなります。怖くて、怖くて。人に言うと信じてもらえませんが、本当なんです。

わたし、実際は本当に人見知りで、知らない人に合う、で緊張。しらない場所にゆく、で緊張。夏がきた、でキンチョー(それは、違う)。いえ、もう、考えただけでこういう、アホみたいなことをいうしかないくらい緊張するんです。

今みたいにして、直接ではなく、この画面を通してなら、見知らぬ方にも話しかけることができます♪だから、わたしはおしゃべりします♪ あ、余計なことでしたね。でも、そうして月日が経つうちに、少しずつ、わたしはお話することに慣れて、見てくださった方からコメントなどいただいてもビックリしないようにもなれて、そうして、少しずつ、少しずつ、合ったことがなくてもそうでないかのような仲間になれたらいいな、と思っています。

それは置いておいて、たぶん、舞台に立つ、となるとたいていの方が実力の80%も出せればいいほうじゃないでしょうか。ステージに立つことに慣れていない方は、50%も出せないかもしれません。
そこに、音楽がうまく聞き取れなかった、ドレスが思ったよりつかみにくかった、、、、もろもろ、いろんな要因がからんできて、発表会のような「舞台」では本当に力を出せないものですよね。

本番前の緊張の面持ち。楽屋にて

でも、たとえ30%しか力を出せないとしても、30%きちんと出せるようにするために、30%が5%になってしまわないように、不安要素は取り除いておく、それがこのリハーサルだと思っています。
ですから、本番まであと1カ月のリハーサルですが、そしてリハーサルはもう1度ありますが、「本番の衣装を身につけて臨む」は非常に大切なことなんです。
舞台でのリハではないので、照明さんに観てもらう必要はありませんが、やはり一緒に舞台に立つ人たちとの関係を良好にして発表会を無事終了までもってゆくには、その必要があります。

でも、、、、、よくわかっているんです。わかっているんですけれども、、、、、

衣装が間に合わない><

ごめんなさい><
Caracoles(かたつむり)の衣装はうすみどり、、とデザインしましたが、やっと布を裁断できた。。。けど、裏地がないTT 裏地買い忘れたぁ、どうしよう、どうしたらいいの?
えぇ、お仕事の手伝い?衣装ぬわなきゃいけないのに?ええと、ええと、ええと、、、、
と日にちが過ぎていってしまい、明日リハーサルだというのに、何もできておりません。ごめんなさいTT

こちらの
袖なしに仮決定


明日は、衣装が間に合うか間に合わないか、無理はせずでもなんとか雰囲気だけでもお伝えできるよう頑張ってみますね♪

Guajira(グアヒーラ)と Alegrias(アレグリアス) 3年目のflamenco

こんにちは Artista YUIです♪ さて、フラメンコの踊り(バイレ)のお話の続きです。
習い出して3年目のことです。
石の上にも3年とはよくいったもので、習い事は3年たつとなんとなく形になりつつあるものですが、この年、クラスでの課題はGuajira(グアヒーラ)でした。

アバニコというスペインの扇子を持って踊られることが多い曲ですが、この「小物」を使って踊ることに憧れていたので、もう嬉しくて嬉しくてしかたありませんでした。まして扇子大好きな私は夢中でした。
でも、そんなに甘くありませんでしたw だって、このアバニコ、綴じた時の長さが32cmも@@;あるんです。わたしの小指の先からひじまでの長さもあるんです~w
この巨大な扇子を一瞬で(しかも持っている片手だけで)パッと開いたり閉じたり、、、、がとても難しくて、とくに閉じるのはとっても難しかったです。

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さらにクラスのお友達がもう一人先輩と一緒に別の曲を踊るというので、厚かましくもご一緒させていただくことになりまして、この年は発表会で2曲踊ることになったんです。
そのもう1曲が、Alegrias(アレグリアス/ Alegría/喜びが語源)です。アレグリアスについては、振り付けは別ですが今年も踊るので、また別の機会にお話しするとして。

その年のアレグリアスの衣装。

今年もこれを着ようかしら、、、サイズが入らない><

グアヒーラは、キューバで流行っていた大衆音楽が、そのリズムとともにアンダルシアやカナリア諸島で取り入れられたと言われます。リズムが明快で明るい曲、甘い曲と思っている人も多いのかな?と思います。
けれど、この歌の背景には悲しい歴史もあることを忘れてはいけないと思います。以前カンテ(フラメンコの歌)を習ったときに教わったことなのですが、スペインがキューバを植民地にし現地の民族を使役に使うような中で、キューバはアメリカの援助もあり、苦しい中で独立します。キューバ独立戦争です。そして、キューバに移民していたスペイン人たちは一斉に母国に引き揚げます。
支配する側だったスペイン人の中にも、なんらかの理由で落ちぶれたのか、肉体労働に従事せざるを得なった人々がいました。引き揚げの際も、船には乗れても、船倉の中に押し込まれるような状態で帰ってきたそうです。この肉体労働従事者を揶揄して、男性をグアヒーロ、女性をグアヒーラと呼んだそうです。

有名なバイラオーラ(女性のフラメンコダンサー)の踊りで、あぁ、そうかと思うものを観たことがあります。グアヒーラがお金持ちの男性を誘惑するような感じ。優雅に見えてでもどこかボロが出る感じ。そんな感じで、いつかまたグアヒーラを踊れたらいいな、と思っています。

浮かれ過ぎてますw

発表会ではとにもかくにも楽しく踊れたのはいいのですが、楽しすぎてもう、大失敗だと自分では思っています。動きすぎて「踊り」になっていないんです>< まぁ、3年目じゃまだスタート地点が見えたかな?くらいですから、仕方ないですよね♪

でもこの年がひとつの分岐点になった気がします。
楽しく踊りすぎて、あとから動画を観て、あぁ、フラメンコになっていないな、と思ったことがきっかけになり、フラメンコらしさってなんだろう?って考えるようになったのです。

フラメンコのドレス(衣装)

こんばんは Artista YUIです♪
10年以上ならっているバイレ(フラメンコの踊り)の発表会が10月にあるんです。
それで、衣装をどうしようかなという段階なのです。

去年はこんな衣装

Calacores(かたつむり)ははじめから薄緑と濃い目グリーンでいきたいな、と決めていたので、形をどうするかを悩み中なんです。

フリルがいっぱいのAタイプ、シンプルなBタイプ。どちらを基本にしようかしら。

そして、クラスメイトさんと二人で踊る(初めて組むんです^0^ いつかこの方と一緒にやりたかった夢がかないました)Alegrías・・・がレッスンでは わたしのほうがとろいので、迷惑ばかりかけています・・この場でごめんなさいm(_ _)m

その二人で踊るのがAlegrías(歓び)で、この衣装は昔のを幅出し(倍くらい出さないと無理・・・かな)するか、つくるかという段階なんです。
去年のオレンジの衣装をつくりかえてもいいし、なにしろオレンジの布あまっているし、それを使って、あと薔薇の模様の生地があるから、緑色もあるし、、と明るい感じがいいなぁ・・・と考えていたら。

なんとパートナーさんに聞いたら 赤というより朱色のノースリーブで薔薇のフリルがあるって・・・! なんか、すごく似てる気がしたんです。もしかして、電波うけとっちゃったのかな、なんて><
このラフは16日夜中から明け方に描いて、レッスンがその日の11:30からだったから・・
わーお! もしかして、超能力????? なんちゃって

そこで、決めました。彼女が朱赤色だとすると、わたしはカラコレと同じような色、朱赤色をひきたたせるような補色に近い色もいいかな?て。なぜなら、、あぁ、まだ発表会までは内緒にしなきゃw


でも、ステージにふたりがいて、一人は朱赤色の衣装でスレンダーボディ、もう一人(わたし)は ぼってりなのだから、こう、、、観る人がひとりひとりって観るより、一枚の絵みたいな感じの色合いになったらいいな、と思うんです。

とするとですね、朱赤色の補色に近いのは、黒・金は除いて、もえぎ色やうすみどり、深緑など好きですね~。場合によっては青緑もいいかなぁ。ということは、、、Caracolesの衣装でいいんじゃないかな:)
また、ラフ描いてみます^^

あ。縫うのは、わたしのルームメイトです