flamenco漫画 大失敗アバニコ暴投 P4

こんにちは^^ 現代表現家・Artista YUIです♪

日曜日ですがお仕事でーすw のんびりお仕事するのも、好きです。
4頁目突入です♪ 

p4

まだ、カラコレスのステージははじまりません。。。はじめるための椅子セッティングです^^
舞台のことを考えていたときは、ちゃんと両手でもつ、女性らしく、美しく、他の人みたいに両手でもとう、って心に決めていたのに、前の人が終わり、階段をのぼりステージの端にたどりついたら、椅子が遠くにみえて、、やるしかないっ!と思ったとたん 開き直ったか歩きだしたはいいけれど、靴の釘がコツコツなるのが幕前なのによくないじゃーん(歌のステージの感覚)と思ってしまって、つい、、、つまさきだけで音がでないよう 抜き足挿し脚・・って感じで歩いてしまいましたTT なので、両手でもつ、なんてことすっかり忘れてしまい、、、、

Solea por Bulería(ソレア ポル ブレリア) 8年目のflamenco

こんにちは、今、お腹がすいている Artista YUIです。

さて、久しぶりにフラメンコ~のお話です。とうとう8年目にはいりました^^
クラスの課題は「ソレア・ポル・ブレリア」です。Solea(ソレア、孤独)のお話は以前しましたが、Buleria(ブレリア)については、お話したくないけれどお話しなければならないことがあるのです。。。白状します><;

この数年前に、あさお市で行われるあさお祭というイベントに、有志参加をしました。同じレベルの方たち4人でブレリアを踊ったんです。。。
振り付けはとってもかっこいいもので、また会場がすっごく広いホールで、カンタオールさんもカンタオーラさん(フラメンコの歌い手さん、男性、女性)もバックミュージシャン(ここだけ英語?)もすごい方ばかり。こんなすごいチャンスめったにない!と勢いこんで参加を決めたのですが、、、

ブレリアのリズムの難しいこと難しいこと>< ブレリアは、決まったメロディがなくて、3拍子と2拍子が混ざったリズムに合わせて、他の歌の歌詞を乗せて歌われる歌です。
アメリカのミュージカルソングでも、ブレリアに乗せて歌えば、ブレリアになっちゃうということですね。これはすごい@@;
ということは、、、 メロディの区ぎればかり気を取られるとダメで、ブレリアのリズムがしっかりとれないと、わかっていないと、踊れないということですよね、、、(ほかの曲種もおなじことが言えますが)ギターさんのコードの切り替えとか、つまりはよーーーく曲を聞いてないとだめだめってことでしょうか><;

そういう意味でわたしはブレリアってただ明るくて早くてちょっとリズムが変わってる曲だと思っていたので、だめだめの最下方でした。ですから・・・本番で、大きな舞台で、振り付けがすっぽり抜けて、もう、おたおた。おかげで、ブレリア恐怖症になってしまいました><;

このSolea por Buleríaは、ブレリアのリズムでソレアを踊るってわけですね。ブレリアが他の歌を乗せるのだから、ソレアを乗せたからって、なにもあえてSolea por Buleríaっていわなくてもいいんじゃない?と思った人、するどいです。なんででしょうね? わたしも解りませんw

Bulería por Solea(ブレリア ポル ソレア)というのもあります。 ソレアによるブレリア、ってことですね。ソレアポルブレリアとの違いは、曲がゆっくりなところです。

じたばたしてます。

ブレリアは、拍数でいうと、1,2,3 1,2,3 1,2 1,2, 1,2 です。これはソレアも一緒です。
でも、、、12から数えると、
ブレリアは ⑫ 12③ 45⑥ 7⑧ 9⑩ (11) 
ソレアは、 (12) 1,2,③ 4 , 5 , ⑥ 7 , ⑧ 9 , ⑩ (11) かなぁ。
アセントの位置が微妙に違うみたい。12のとこ、ブレリアは拍が強い気がする。

この123、、でいうと最後の2.12で数えると最初の⑫.ここのアクセントをとるのがめっちゃくちゃ苦手です。

そして、、、8年目のソレアポルブレリアは、ソレアは大好き、でもブレリアは恐怖症・・・というわたしには あまり好きになれない曲でした。
踊り手さんはブレリアの高揚感が好きな人も多いとおもうのですが、わたしはとても苦手です。

すっかり、曲と歌にのまれてしまって、めっちゃ早いスピードの ソレア ポル ブレリア になってしまいました。早いだけの そうねぇ。。。自分では「ジタバタ」してるだけの、踊りにはなってない状態かな、と思いました。


今度これを踊る機会があったら、早くても、レガートでその中のメリハリがきっちり伝わるように心がけて踊りたいです。・・・ですが、また踊りたいリストの最下方ですww

生温かい蝋人形です。

こんにちは Artista YUIです。今日は土曜日、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
わたしは来月のフラメンコの発表会のためあれこれ思うこともありバタバタしています。

このあいだの東京・新宿のシャンパーニュというお店でのライブ出演、初めて披露する曲もあり、ドキドキでした。アルレキーノという曲を歌ったというブログにも書きましたが、ほんとにドキドキで。

       アルレキーノについてのブログはこちら
   

ライブがおわるといつもほっとしますが、今日みたいに1週間ほどたつと、冷静になっていろいろ思ったりします。反省もあれば、希望、新たな目標だったりといろいろなのですが、振り返ってみます。

まず、ライブの前はちょっとふらふらしていて、それはもう酔っ払いのようでしたww 先がかけた譜面をピアニストさんに出してしまったほかにも失敗はいろいろありました。

アルレッキーノを歌うときに、ころびそうになったんです。マイクのコードにひっかかってしまって。ころびませんでしたが、妙な動きをしていますww 

撮影:黒井ヒロ子さん


以前から歌詞を間違ってしまうことはよくあって、本当はいけないことなんですけれど、その場でつくってしまったりするので、「即詩家」なんて言われていたこともありました。だから、フラメンコの踊りの発表会でも、振りを忘れてその場でいいかげんな振りでごまかしてしまうのかしら。。。いけない、いけない>< こんなことじゃいけません。

ゲストさんに紹介されたとき、服装を見て「まるで蝋人形館から出て来たみたい」といわれたので、次にゲストさんを紹介したあと、「生温かい蝋人形がお送りしました」っていっちゃったけど、お客様わらってくださってよかった❤(ほんとにいいのかしら、、、、?)

以前のライブに初めてきてくださった、お仕事の関係の方が連れてきてくださった男性。わたしが歌った後ご挨拶したとき、なんと「もう、好きになっちゃいそうだよ」と言われて めっちゃくちゃあせりまくったわたし。

ステージでは大丈夫なんだけどなぁ。。。

まず、男性に好きとか言われて にっこり微笑んで ありがとう、嬉しいわ なんて言える女性をめざしてきたものの、とんでもない、そんなこと、言えない、言えない。言えない~。

そのとき、わたしの気持ちはこうでした。
(わぁ! 嘘みたい、そんなこと言ってもらえるなんて、御世辞でも嘘でも嬉しいな♪ ほんとだったらわたしすぐ恋人になっちゃう。でも、たいていわたしが好きだなぁと思った男性には、いつも片思いでおわっちゃうんだよなぁ。。。)ドキドキして、わくわくして、でも口下手だから。。。


口からでた言葉はこうでした。
「え。嬉しいです~♪ わたしでよければ^^ 片思いですけどね」

アァァァァァァぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁ>< TT TT TT

だーめーだー

それってめっちゃ嫌な女じゃないの~><


ホントに言いたかったのは、
「とても嬉しいです。ありがとうございます。わたしなんかで良ければいつでも誘ってください、わたしは片思いでおわっちゃうことばかりなんです」


でした。。。しくしくTT 一生彼氏出来ないと思う。 スーパー能力があって、こちらの考えをだまっていてもピタリとあてるような男性じゃないかぎり、わたしとはお付き合い出来ないのではないかと思います。
わたし、ほんとうにしゃべる言葉がヘタでヘタで、誤解うけることばっかり、そして馬鹿なことばっかり言っちゃうので、、、ダメダメです><

修行してるけど、、、、治らないTT

でも歌と表現はもっともっと精進します^^ 10月の9日には横浜で歌います❤

みなさんよい週末をお過ごしください♪

Garrotín(ガロティン) 長い棒? 7年目のflamenco その2

こんにちは Artista YUIです♪ 今日は昨日のつづきです^^

フラメンコを習いだして7年目に突入し、この年のクラスの課題は、Tarantos(タラント)でしたが、もう1曲、クラスの課題とは別に・・どうしても踊りたくて個人レッスンをしていただいた曲、Garotin(ガロティン)を、この年の発表会でソロで踊っていいことになりました❤

またもや2曲、発表会で踊るんです。まだ7年目の未熟なわたしが踊っていいのか?という気持ちと、やはりソロで踊るのはとても気持ちがいいもので、仲間と一緒につくる舞台とはまた違う楽しさ、難しさ、やりがいがあるので、嬉しいきもちとでいっぱいでした。

踊る1曲は嘆きの美しいメロディのTarantosですが、このGarrotín(ガロティン)は・・・・・?
まず、ガロティンってなぁに?と思われると思います。わたしも踊りや歌を習う前はまったく知りませんでしたが、実際、現代スペインでもわかってないそうですw 辞書にも載っていませんwww 
バイレ(フラメンコの踊り)の先生から聞いたところによると、どうも歌詞の中にでてくる、 Al garrotín, al garrotán ~という部分の、ガロティン、ガロタンが長い棒と短い棒を示すらしい、ということでした。
カンテの先生によると、スペインの小さな博物館へいったときに、麦の脱穀用の棒が展示してあり、そこに”Garrotin”と書いてあり、細かい説明は何もなかったと。。。

どちらにせよ、であることに間違いはないようですww そして、もしこれが脱穀用の棒なら、、きっと、女性たちが集まって、よもやま話をしながら、のーーんびり麦を棒でたたいていたのかなぁ、なんて想像しました。ガロティンはフラメンコというより、もともとスペイン北部の地方の歌だったそうです。それが20世紀になってから(つい最近じゃないですか!@@)、マドリッドとかバルセロナに伝わって、フラメンコの歌手たちが歌うようになったそうです。。
これも、フラメンコといえるのかな?どうかな?と思いますが、なぜなら、”フラメンコってなに”といったとき、その定義には諸説あるからです。それは置いといて。

楽しそうなことだけ褒めてあげられるw

でも、わたしにとってのガロティンはバイレ・フラメンコ(フラメンコの踊り)の大事な曲です。牧歌的なのーんびりした雰囲気で流れる明るめのメロディのしょっぱなで、こんなことを言うんですよ(わたしの知っている歌詞の場合)
♪ Pregúntale a mi sombrero, mi sombrero te dirá. la malas noche que pasa.(わたしの帽子に聞いてみて。帽子が知ってるわ(教えてくれるわ)。夕べ何があったのかを。

ガロティンは主に帽子を持って踊られます。ガロティンが“棒”なら、棒を持って踊っても良さそうですがww たぶん、歌詞に関係しているのかな、と思います。
どうやらガロティンは 色っぽく、艶っぽく踊るのが通常とされているそうですが、このときはそんなこと微塵も知りませんでした。。 この曲は歌もならって、前の前の年に歌ってるんですよ>< 発表会で・・・なので、おもな歌の意味は知っていました。でも。。

明るすぎますかねw

帽子に聞いてごらん♪ いったい昨日の晩に何があったんでしょう~❤ 秘密なことなのは確かですねw  この帽子は、麦畑(だと想像します)に置きっぱなしにされ、露に濡れているのです・・・
きゃーーーーー❤❤❤
ガロティンは、色っぽく、艶っぽくまたコケティッシュに踊るものとされているのもうなづけます。

歌のジャンルは違いますが、ライブで歌い始めたころから言われた「色っぽい」「明るい」この2つに合っていたのかな~。
この前の年かな、その前かな。。。カンテのレッスンでGarrotinを歌いました。動画もあるのですがここでご披露できないのが残念ですwww

前に書いたブログ「初披露のアルレッキーノ」 にもで カンツォーネの「ポルトガルの洗濯女」のお話をしましたが、 あの歌の歌詞に出てくる、 Et tape et tape  (エ タップ エ タップ)という擬音は、川で洗濯をするときに、棒でたたくんですね。その音だそうです。

こういうの、大好きです。国は違うのですが、この洗濯女の歌は、ちょこっとフラメンコの振り付けをいれたくなっちゃいます。

そういえば、昨日「蝋人形」のお話をしました。土肥金山のふんどしの人です。わたしにはトラウマになりそうな東京タワーの蝋人形館で鮮烈な思い出があります。このお話もいづれさせてくださいね♪

そうそう、ろう人形と言えば、、、、こないだの新宿でのライブでのこと。わたしがステージを務め、ゲストの歌手さんを紹介しつないで、、、ゲストさんがわたくしを紹介してくださったのですがその時のこと。。。

「まるで蝋人形館からで出来たような感じで」と言われましたww これは実は嬉しかったなぁ(わかってないかも)
さらに、昔さしあげた名刺について「いただいた名刺もSMの写真かと」
うーん。うーん。喜ぶべきか、不服に思うべきか、わからない~><;
なぜなら、わたしの一緒に住んでいる仲良しルームメイトさんの中には、超がつくほど真面目なS女性と、超がつくほど本気のM女性がいるからです。二人とも個性豊かですが、、、、おっと、こんな話をしている場合ではありませんTT

そうだ、明日はこのあいだのライブの話しをほりさげて書いてみよう♪

Tarantos(タラント)鉱夫の嘆き7年目のflamenco その1

こんばんは Artista YUIです♪ 今日はいい天気でしたので、気持ちも晴れ晴れしました❤

さて、久しぶりになってしまいましたが、フラメンコを習いだして7年目に突入しました。この年のクラスの課題は、Tarantos(タラント)でした。Tarantosは、もとはTaranta(タランタ)といわれます。スペインのレバンテ地方(東側沿岸地域)は山も多く、鉱山が多く19世紀前半にはアンダルシアほかいろんな土地から労働力が集められました。特にレバンテ地方のアルメリア、金のアルメリアと称されたアンダルシア州アルメリア県には多くの鉱山があったそうです。日本と土肥金山って感じかしら?

ごめんなさい、金山ってそれしかしらなくて><(歴史とか土地風土のことほんとに頭にはいらなくて・・TT) 土肥金山をなぜしっているかというと、以前、西伊豆にいったときに知り、金山?どんなだろう~ 坑道もあるんだって!はいってみたい、はいってみたい~(///0///)ワクワク って行ったら、坑道に裸の小柄なおじさんがいて、肌はやや黒く、小柄だけど筋肉質ででもおじさんで、しかもふんどし一丁。汗だくでかがんで仕事してる。。。。。 人形でした。

昔からいわゆる西洋人形はちょっと怖くて近寄りがたいのですが、東京タワーの蝋人形館が大好きで、熱海の秘宝館の入り口の歌う人魚(もう歌わなくなっちゃったよね?)大好き。。。

Tarantos 必死です。

話しがそれましたが、レバンテ地方の鉱山に集められたアンダルシアやほかの土地の人も歌は大好きだったでしょう。特にアンダルシアの人々はきっと、持ち前の明るさで辛い仕事も歌いながらこなしたのではないかと思います。
あれですかね、わたしの大好きな炭坑節な感じ?はじめて先生から課題をつげられ、そのTarantos(タラント)が”鉱山で働く人たちの嘆きなどがうたわれる”と聞いたときの驚き! 炭坑節大好きだから、勝手にむすびつけて心の中で大喜びしていましたww 本気で炭坑節大好きなんです。あれはミイケ炭鉱でしたねw

余談ですが、盆踊り曲として知られる炭坑節はもとは福岡の 『伊田場打選炭唄』 、 三井田川炭鉱の女性労働者 が歌っていたのが原曲だそうです。のちに芸者さんがレコーディングして有名になり、編曲されて今の歌になったんですね^^ フラメンコのカンテも、各地の民謡が原曲(もとうた)で、それが編曲され現在のフラメンコのカンテになったものが数多くあります。
というわけで、炭坑節(鉱山労働者の歌)Tarantos(鉱山労働者の歌)でよかったんですね~❤(責任もちませんw)タラントが嘆きを主に、美しいメロディで歌うのに対して、炭坑節のもとうたのメロディはいまではわかりません。どんなのだったのかな?と思いますが、一説には春歌@@;(春の歌じゃないですよ、この春はあの春です、春画、、とかの春です><;という説もあるそうです。。。

やはり、必死です。

鉱山の労働歌として生まれたTaranta(タランタ)は、 Fandango (ファンダンゴ)のリズム(3拍子)で歌われました。それがハリウッド映画出演でも有名な舞踏家、わたしが生まれる前に亡くなってしまったカルメン・アマヤ(アマジャともいいます)が踊ったのが タランタに踊りがついた最初と言われますが、このとき2・4拍子のTangos(タンゴ)のリズムで踊ったんです。それが、Tarantos(タラント)と呼ばれ、人気になり、広く世界に知られるところになりました。

タランタとタラントはリズムが違うのですが、メロディラインも違うんだそうです。違いがすごくわかりにくいのですが、リズムの違いだけではないんですね~。タラントをファンダンゴのリズムでタランタにつなげてひとつの曲にしたりするそうです。難しい><
難しいといえば、このTarantos、課題としては振り付けをその時点の技量にあったように先生が振り付けを考えてくださいます。でも終わってみて、、曲としても、歌としても、踊りとしても、とても難しいと思いました。

難しいといっているわりに、去る(踊りのおわり)のときにはめいっぱい明るいです。大好きな藤山一郎さんの教えでしょうか。いえ、フラメンコは暗い歌でも、明るく終わるのが素敵なんです。そこがわたしに合っています。

とても難しいのは、ゆっくりな抒情的なメロディにzapateado(サパテアード、ここではフラメンコの足を鳴らす動き、音)をいかに合わせるか、だと思うのです。

フラメンコのはじまりは歌。歌です。踊りからではありません。歌があって、うーんとあとになってギターが歌の支えにはいるようになり、、、そして踊りがついたのです。はじめに歌ありき、なんですね。なので、”フラメンコ”というと日本ではわたしのように「あの薔薇をくわえて踊るやつ?」という方が沢山いらっしゃると思うのですが(違うかしら。。)、ただフラメンコと言った場合、それはCante(カンテ、フラメンコの歌)のことなんですね^^ そして、フラメンコの踊りは、舞踏でありながら実は「音楽」なんです。サパテアードで打楽器。全身でメロディとリズム・・・を表現するのですから^^

そして、クラスの課題とは別に、どうしても踊りたくて個人レッスンをしていただいた曲、Garotin(ガロティン)を、この年の発表会でソロで踊っていいことになりました❤

さて、、、長くなってしまいましたので、つづきはまた明日~♪ Hasta mañana!


初披露のアルレッキーノ

こんばんは^^ 二日ぶりです 現代表現家Artista YUIです♪
今日は初披露した曲、アルレキーノほかライブのお話です♪

もう、ライブ前からドキドキで、何年ステージに立っても、いつも出る前はすごく緊張しちゃいます。とくに、初めて合う出演者がいるとか、環境が変わっちゃうとかがあると怖いくらいになっちゃいます。でもなぜ怖いのかがわからないから、解消できない、そんな感じです。

なので、初めて披露する曲なんていうとそれだけでもう、心臓が口から飛び出しそうなのです。
この日はもう ふらふらしていて、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

緊張もあいまってか、ふらふらで、さらに頭の中もへにょへにょだったので、演じる(歌う)以外はしっちゃかめっちゃかな感じでした。
何があったかというと。。。


1.録音機のスイッチを押しても、動かない。(電池切れ)
2.電池をいれかえようとしたけれど、5本もケースにはいっていて、どれも空いていて、どれが使える電池かわからないw(不始末)
3.使える電池を見つけて入れようとしてふたをむりやりあけたけれど、電池をいれる向きが見えなくてわからない(老眼)
4.電池をいれはしたもの、ふたがしまらない(さっき無理やりしたから)

そこで、チーフがふたをしてくれました。ありがたいっ!と思ったので、もう頭があがらない、というようなことを言おうとして、
「もう、もう・・あれだよね、あれ」
「チーフには顔を向けて眠れないですm(_ _)m」

それって足を向けて寝るってこと?と笑われましたwww 正しくは 足を向けて眠れない、です><;顔向けできない(頭があがらない、を顔向けできないと混同してしまいました)ってwwwどんな悪いことしたのかと思いますよねw

5.これはほんとーに失礼しました><   なにせ、ヘタなMCで「ごめんなさい、今日、ちょっとボケてます><・・いえ、いつもですけど・・」って言ったら、あとから聞いたのですけど、客席奥でゲストの泉さんが「うん。そうだ。そのとうり」って・・・それでチーフと二人で笑ってたんですって><; そりゃ笑われるわ。。。1頁欠けてる譜面を出しちゃったんだから><

これはステージではポルトガルの洗濯女(Les Lavandières Du Portugal ,ジャクリーヌ・フランソワ)原曲はこちら↓ を歌ったのですが、、、、

https://www.youtube.com/watch?time_continue=61&v=R4zIpdlADaU

3番のくりかえしの前にはいるピアノソロがもしかして迷ってる?と思って、、でも大丈夫だったから ふぅぅ。と思って次の曲のMCを。。と思ったら!@@;
どっひゃーーー ピアニストさんに言われてしまいました「これ 1頁なかったよーーー」
すみません、忠平隆さん、何も書いてないというか何もないところ すばらしい演奏と伴奏で歌わせてくれました~><  これこそ、顔向けできない><ですTT

この歌はイベット・ジローの歌うほうがよく知られているかも知れませんね^^

さて、タイトルにある「アルレキーノ」・・・アン・あんどうさん訳詞のものを歌わせていただけることに。もう25年くらい前に惚れた曲で、でも楽譜を手に入れるチャンスがなく、このたび無事にアンさんからテープと歌詞をいただき、テープから譜面を起こしました。
そして、初披露です。

下のプロモ用動画で、アレッキーノをちょこっとだけ~ ご覧いただけます^^ 全部聴きたい方はライブに来てね❤

ちょっとだけよん

ステージの歌い始め冒頭で、ちょこっと道化てみました(笑)が、転びそうになったのは、演出ではなく本当にコードにひっかかって転びそうになったんですTT その部分をお見せできず残念ですw

アルレキーノ(Alrekino!)は、ロシアの有名な歌手の( Алла Борисовна Пугачёва ,アーラ・プガチョワ,100万本のバラを歌った人でもあります)が歌ったヒット曲です。道化師のことをAlrekinoと言います。イタリアの喜劇に出てくるのarlecchino(アレッキーノ)はよく知られていますよね^^ フランス語ではアルルカン、イギリス語ではハーレクインです❤ 
 
道化師の事なのですが、道化る という動詞は、「おどける、ふざける」という意味があります。サーカスにはピエロとクラウンと両方出てきますが、クラウンではなく、きっとこのアレッキーノはピエロなのでしょう。 サーカスに出てくる道化師の、涙のあるほうがピエロ です。ばかにされ、道化るだけの立場です>< クラウンはお客につっこんだり、ぼけたりといろいろできるんです)原曲の最後に「僕は王様のピエロじゃないし、、、」と出てきます。宮廷道化師のことでしょうか?
アンさんの詞では「僕は王様だよ、ピエロの王様なんだよ、ほんとうさ・・」と逆説的に表現されているんです❤素敵でしょ❤

初めて歌いましたが、聴いてくださった方はどう思われたでしょうか。伺ってみたいです^^
「僕は王様だよ、ピエロの王様なんだよ、本当さ・・」という逆説的だからこそ大事な部分。だからこそ、ここの伝え方が重要だと思っています。大事に大事にして、それのために1番、2番、そして3番と盛り上げてゆき、最後にはお客様みなさんに笑ってもらえるような1レパートリーにしたいです❤

というわけで、パントマイム練習中←(ウソ)

ライブで応援してくださった皆様、ありがとうございました❤ もっと精進しますね♪

21日(土)のライブに愛に来てね♪

今晩は、Artista YUIです♪ あいにくの雨ですが恵みの雨でもあります。ただ、、台風の被害に遭われた方々には、辛い雨かもしれません。どうかこれ以上被害が拡大しませんように。一日も早く辛い思いをしないで済むようになりますように。

さて、昨日は昼ごはんで失敗>< そして夜は夜でレッスン忘れてた~TT な一日でしたが、今日は昼時間にレッスンに無事行ってきました♪

無事、というのはわたしの持病のせいで、時々記憶が途切れてしまうため、日常生活を普通に暮らすのにやや無理をしないといけないからです。今日は目的地を間違え、違うところにたどりついてしまいましたが、幸いというかなんというか、開始時間を1時間早く勘違いしていたので、30分遅刻した、もう無理、わたしには出来ない>< と思ったのが 実際の30分前でした。。。。。

ほっとして、なんとかレッスンを受けることができました♪ 
おかげさまで、21日の新宿シャンパーニュでのライブ出演では、初めて歌う歌をお披露目できると思います♪ がんばりまーす♪

そうそう。ちょっと御使い物に、昨日お気に入りのせんべい屋さんで詰め合わせを買ったの。そうしたら、こんなのもらっちゃったーーー大喜びですw
大好きです、ささら屋さん❤ たぶん、日本一おいしいおせんべいかも知れない(わたしが食べたことある中でw)

ハロウィンおかき。とってもかわいいの。

今日は夜、家にかえったら、ドレスではなく、フラメンコレッスンの小物入れでもつくろうかな、と思案中。同じ道具を使う作業で、息抜きにすぐ出来上がる違うものをつくる、っていうのは、とっても効率のよい気分転換になります。テンションさげずにでも疲れをふっとばす❤ すぐできあがるもの、ってところが大事ですね❤

ライブでは ダイエットといいながらちっとも痩せない(むしろ成長した・・・別の意味で)YUIに会いにいらしてくださいw 新宿シャンパーニュでは、まだ 昔の名前で出ていますwww


Solea(ソレア)孤独。6年目のflamenco

こんばんは Artista YUI です。夜はだいぶ涼しくなってきました。こんなときにうっかりお腹を出して寝ちゃうと、風邪引いちゃうんですね。気を付けてくださいね~☺️

さて、フラメンコを習いはじめて、早くも6年目となりました。5年目はTango,タンゴでした。
実は、頭の中の記憶では、6年目に何を踊ったか習ったか、まったく覚えていないのですTT
5年目のTango,タンゴでは、美しいメロディと共に小気味良い拍子が刻まれていました。きっと、6年目はSolea (ソレア)だったのでは?と思うのです。なぜなら、その次の年以降はデータが残っていて、その中にソレアがないんです。でもって、ソレアは確かに踊ったんです。だから、6年目はソレアってことで。。。
Solea(本来は複数形でSoleares,アンダルシア訛りでsolea ww), ソレアはほとんどがゆったりと重厚なメロディが歌い上げられます。

Solearesはよく「フラメンコの母と呼ばれる」といわれるのですが、わたしは未熟すぎて、なぜ母なのかよく解りません。同じように古い曲種は沢山ありますし、なんでなんでしょう?www

たぶん、6年目の課題でSolearesを習い、発表会で踊ったのはSolea ですが、それがSolea de Cadizだったのか、Solea de alcara だったのか Solea de Utreraだったのか まったく解りませんTT
ソレアにはもう、ソレアだけにそれはそれは沢山のメロディがあるんだそうです。でもわたしはそれをうまく聞き分けられません>< すべて同じに聞こえてしまって。なんでなんでしょう??これは、聞き込みが足りないからですね><;わかるまで聞かないといけませんねTT

カンテを歌ったり。

なぜかこの年の踊りの写真が見つからず。。。TT 今度探します。上はカンテ発表会のときの写真 ですが、、、習いだして2年目かな。。何歌ったんだっけ・・・?まったく思い出せないわたしがいます。また、カンテもちゃんと習いたいなぁ。

Soleares(ソレア)の意味は孤独だと教わりました。そしてあの重厚で深みのあるカンテ(フラメンコの歌)・・・・! 人生の苦悩の渦のなかから悲痛な叫びを押し殺して押し殺してつぶやき始め、徐々にそれがこらえきれず爆発するかのように歌いあげられる・・・と思っていました。この時は、、、。

確かに、歴代の有名な歌にはそういう歌詞も多いのですが、本来フラメンコは歌詞は自作で歌うもの。。。その時の気持ちとかそういうことも歌っていいはずです。となると、さすがにソレアのメロディに大好きだからといって”矢野顕子”さんの”ご飯ができたよ”を乗せることはしません・・・(いつかやりたいくらいに思ってますが内緒です)が、別のフラメンコの曲Tient(ティエント・手探り)の詞でも歌われますので、これからのフラメンコだけでなく、生涯の勉強課題でもあります。

ところで、孤独と聞くと、わたしはムスタキ( Georges Moustaki 、ギリシャ系ユダヤ人でありながら、フランスの伝統を受け継ぐシンガーソングライター。フランス音楽界に大きな影響を与えた詩人。歌手。作曲家。)のMa solitude (私の孤独)を思い浮かべます。彼は自分のことを「よそもの」と言い当時は禁句にも近かった「ユダヤ人」という言葉をあえて使い、あの「Le Métèqu(よそもの。邦題 異国の人)を大ヒットさせました。あのムスタキはまた、孤独という深いテーマを軽やかながらも歌声は味わい深く、、、あの素晴らしい曲も作り上げました。わたしの大好きな曲です。歌詞はなんとも孤独を突き詰めたものです。ブラジル音楽の影響を受けたギリシャ系ユダヤ人 ムスタキのアレンジの聞いたフランスのポップスをわたしは日本語で歌いますw いつか自分の納得のいくようになったら、みなさんにお聴きいただけるようになるやもしれません。

その「異国の人」の中で、日本語の訳詞ではこう歌われるものがあります。《もう 独りじゃない、孤独とふたりだから》そこだけ聞くとヤバそうな人に思えるかも知れませんが、すべてを聞いてみてください。軽やかにでも深く歌われる曲を聞いてほろりと涙がこぼれるかも知れませんよ~❤ わたしはこぼれました。。ちょっと恥ずかしかった><;

それはそうと、フラメンコのソレアは、どんな孤独でしょうか。わたしは前にも書きましたが、スペインに限らず、世界の文化や歴史に疎いのです。
ただソレアは重厚な感じで。。。といわれればそうかな、そうなんだな、と簡単に、深く考えずに信じてしまいます。このときもそうでした。だから、変なねずみ講みたいのにしょっちゅう引っかかってしまうんですね(泣)

それは置いといて、確かにソレアは重厚な雰囲気やメロディが魅力的です。だけど。。スペインの最後はやっぱり明るくね!というあの明るい人たちのソレアはどんな孤独なんでしょうか。今度ゆっくり考えてみたいです。いつも、バイレ(フラメンコの踊り)と書いていますが、フラメンコの踊りは、ダンスではないのです。音楽なんです。ですから、なんとしても何かの曲種を踊るときには、その音楽を表現することを考えたいと思っています。

出来るにせよ出来ないにせよ、思いをめぐらせて指先の動きひとつ、体の向きひとつ あれこれすべてにおいて考えて動けたらどんなにいいだろう、といつも思います。わたしの場合技術が足りないうちは、そのスタート地点にもたてませんが(笑)

ソレアのリズムは、わたしたち歌い手のよく使う「揺れる」感じです。拍の長さが均等でなく、歌い手さんによるのです。
よくライブで、一緒にステージをつくってくださるピアニストさん(伴奏、演奏を引き受けてくださる)に、「ここはリズムどおりに、インテンポでお願いします。歌はかぶりながらかなり揺れますが、ここでバーン!と合います」なんて、まったく物理的でも化学的でも数学的でも論理的でもない説明を 毎度毎度してしまいますが、ほんと、、、お世話になっているピアニストさまさまたち、、、よくぞ このわたしの言う意味不明言語を理解してくださるなぁ、と感服し感謝しております~♪

長くなっちゃいましたね。ソレアについてはわたしもまだまだ勉強! またいつか、踊りたい曲のひとつです^^ またソレアについて コレは!と思うことがあったら書かせてくださいねー♪

デュモンで大失敗。

昨日、8月22日は横浜のシャンソニエ・デュモンに出演でした。
日頃からいっぱいお世話になっている白木裕子さんと共演いたしました♪

がしかし、サルバトーレ! のしょっぱなでくりかえしを1回多くしてしまい、ピアニストでもあるお店のママ、日野敦子さんを困らせる結果に><;精進します~。

いらして下さった皆様、お忙しく、また足元悪い中時間を割いていらしてくださり本当にありがとうございました。感謝しております。もっともっとたくさんの方に「聴きたい」「観たい」って思われるようになりますね♪

初めてお目にかかったお客様から「演劇やってるの?」って聞かれました。
この言葉、歌を初めてしばらくしたころから、たいてい聞かれます。かじったともいえないほどの演じる経験しかありませんが、とても嬉しかったです。