こんばんは! Artista YUI です。いつもありがとうございます。
今日はカレンダーでは三連休あけでしたが、、わたしはお引っ越しの準備やお仕事もあり、おやすみしきれませんでした。
でも、先週の土曜日。それは新年度のバイレレッスン開始だったのです~
新しい課題は、Martinate (マルティネーテ。マルティジャソが鍛冶屋さんの使う鉄鎚などハンマーのことなので、この名になったようです)です。まるで鍛冶をするときに金属を打つ、カーンカーンというそのリズムのように、歌のリズムがあります。
このマルティネーテは、、、ヒターノ(ジプシー)たちはいい仕事につけず、大変な仕事、重労働などしか働くすべがありませんでした。その中でも鍛冶は暑く辛い仕事です。金属を打ちながら、ヒターノたちは歌をうたって頑張った、それがマルティネーテのもとではないかと言われています。
日本にも、子守りの辛さを歌った歌など沢山あります。竹田の子守唄、ご存知でしょうか。よく知られているメロディは、実は本物の竹田の子守唄ではないとご存知でしょうか。
おおもとの竹田の子守唄は、もっとメロディも歌詞も違います。譜面に書けないメロディです。民謡ともちょっと違い、その土地に歌い次がれて(口伝)来たものなんです。
それを、整理し、アレンジして今の歌謡曲「竹田の子守唄」があります。
フラメンコのカンテも同じで、歌のみ、または歌と打楽器などであちこちで歌われていた曲を、アレンジして整理されたものだそうです。
「かーちやんのためならえーんやこーら」これは掛け声です。でも、自然発生的なメロディがあります。それを整理して譜面にかけるようにして、取り入れたのがあの有名な歌ですね。
辛い労働で歌を歌ってリズムを取ることで、事故などの危険を回避するのにも役立ったかも知れません。
マルティネーテは、そういう曲種ですので、フラメンコのギターのチャカチャカジャン!という音は入らず、歌のみだったり、打楽器がわりのギターのボディを叩く音のみだったり、、それにあわせて踊ります。
もともとは労働歌ですから、踊りはありませんが、フラメンコができたあと、振りがつけられ、今のマルティネーテとなったのでしょうね^^
これから踊りを、ステージをつくりあげる努力ができるのは、とても嬉しいことです。こういう踊りがいいな、ああいうのがいいな、というのを新年度の初日前に先生に御相談しました。
そうしたら、なんと/@0@/ おおよその構成が決まったのですが、最初にちょっと舞踏っぽい振り付け(長めのジャマーダの前にくるちょっとした舞い)を、わたしが考えてもいいっておっしゃってくださいました♪
やったぁぁぁあぁぁぁぁあ! 嬉しい! 振り付け! 表現!
そりゃぁ、大したことは出来ないかも知れません。でも、チャレンジするチャンスがもらえたって、それだけでもやったーーー ってなります。やってみたかったことだから❤
サリーダから長めのジャマーダから歌ぶり。サパテアード。最後はどう終わりましょう?なんてお話もできました(聞いてくださいました)。
わたしとしては、この曲なので、暗く終わりたい、、、けれども、わたしの性格的には明るく終わったほうがいいのかな。。。などと思いますって正直にお答えしました^^
さて、どうなることやら、来年の発表会までのお楽しみですね❤
でも、いまは、猫になりたいぃ~。ただただ くるまって日向ぼっこして、1日中眠りたい~