こんにちは Artista YUIです。前の投稿からずいぶん日がたってしまいましたTT
今日は寒い日です。この時期のこういう気候になると思いだすことがあります。
高校生のころ、庭にあそびに来ていた三毛猫、うちで餌をやっていました。とても賢い子で、雌ながら近所のボスになって、最後はうちの2階のベランダで眠るように息を引き取りました。
ミーちゃんと呼んでいました。この子は、あるとき4匹の仔を産みました。三毛が2匹、キジトラが1匹、黒に見えるサバトラが1匹です。
仔猫タチハ、ミーちゃんの教育をうけ、ちゃんと「猫」として生きられるよう、必要なことを見につけてから、あちこちにもらわれてゆきました。三毛2匹はすぐに貰い手が決まりました。知り合いのおうちへ迎えられました。キジトラは体が小さかったけれど、いつも来る八百屋さんにもらわれてゆきました。八百屋さんは来るたびにこんなに大きくなったよ、かわいいんだよとその後の話を聞かせてくれました。
猫は仔がみんないなくなると探し回るけれど、1匹づつならわからないなどという話をする人がいますが、そんなことはありません。仔がもらわれてゆきいなくなるたびに、ミーちゃんは大きな声で鳴きつづけました。その鳴き方は、遠くへ響くような、そして長い鳴き方で、普段は聞かないものです。
呼んでいるのだな、、、と毎回涙が出ました。そして、ミーちゃんに、別のおうちで元気に育っているからね、ごめんね、でもここではみんなの世話は出来ないの。ミーちゃんは世話なんかいらない、って言うだろうけれど、そういうわけにはいかないんだって。みんなで暮らせればいいのにね。。。ごめんね、でもみんな元気だから、心配しないで。
そう言い聞かせるしかありませんでした。
ミーちゃんは、毎回、毎回、2日くらい鳴いて呼んで探していました。
4匹目に生まれた黒い子は、体も小さく臆病で、親のミーちゃんと一緒に、外で飼うことにしました。
黒い仔は、クロと呼びました。クロはメスでした。ミーちゃんについて、一番「猫の生きる術」を学びました。
そのためか、臆病のためか、人にはあまりなつきません。ミーちゃんのように鳴いて近づいてくることはありませんでした、、、、それでも、ご飯のときは嬉しそうに飛んできました。
ある日、突然、とても、、、思い出すのがつらい状況でこのクロちゃんとお別れをすることになったのです。。。
続きはまた、、、
みなさん、風邪など召されませんよう